検診・人間ドック

用語の説明

腫瘍マーカー

腫瘍マーカーとは、一言で言うと、体の腫瘍のありなしを検査によって確認し、がんの発見に役立てる検査です。体に腫瘍ができてしまうと、その腫瘍自体が生成する物質や、腫瘍に反応して作り出される物質が血液中に増えてくることがあります。腫瘍マーカー検査とは、その血液中の物質の種類を測定し、さまざまながんのサインを検査するものなのです。


ピロリ菌検査

最近話題になっているピロリ菌は正式にはヘリコバクター・ピロリ菌といいます。胃粘膜に感染して萎縮性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、過形成性ポリープなどの原因となるといわれています。また胃がんの9割以上がピロリ菌感染が原因であると報告されています。日本人では3人に1人がピロリ菌に感染しているといわれ、ピロリ菌の感染検査や除菌治療を受ける方も増えています。


抗体検査

ウイルスに感染したとき、血液や分泌物からウイルスを検出すれば確実に診断を下すことができます。しかし、ウイルスそのものを検出するのが難しいことが多いので、ウイルスに感染したときに体内に生じる抗体を検出することによって、ウイルスに感染したかどうかを調べる検査が行なわれます。これがウイルス抗体価検査です。


骨密度検査

骨密度検査は、骨の健康を知る上で重要な手がかりです。 特に女性は症状が無くても、40歳以上になったら定期的に骨密度を測ることをお勧めします。
主に背骨(胸椎や腰椎)のX線写真を撮り、骨折や変形の有無、骨粗しょう化※の有無を確認します。骨粗しょう症と他の病気とを区別するためにも必要な検査です。
※骨に、鬆(す)が入ったようにスカスカになること


脳MRI・MRA検査

頭部MRIとMRAは、発見できる病気が異なります。MRIは脳腫瘍や脳出血などの病気を見つけ、MRAは動脈瘤や動静脈奇形とった脳血管の異常を発見することができます。

 

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